タンニンがちょっとくせもの?kaki01

タンニンは、柿の渋みや栗の渋みの成分のことなのですが、この渋い味のため、動物に食べられないように植物自身を守っている働きをしていると言われています。

柿の葉には、ポリフェノールも多く含まれ、そのの一種であるタンニンも含まれています。

こんな方は、ご注意下さい!

1.便秘がちな方は注意

ポリフェノールは血圧を下げる効果も認められているのですが、タンニンは便秘の原因の一つとも言われる物質であるため、過剰に摂取すると便秘になるともいわれているのです。

ビタミンCの効用はたしかにあるのですが、便秘気味の方はあまり大量に摂取しない方がいいかもしれませんね。

2.貧血気味なら控える

特に貧血気味の女性の場合、貧血解消のため鉄分を多めに摂取するように心がけていると思います。

せっかく摂取したい鉄分ですが、タンニンがそれを阻害することもあるのです。「タンニン」と「鉄」が結びついくことによって、鉄分が小腸から吸収されにくくなってしまいます。

注意:されにくくなる、ということで必ず貧血症状になるというわけではありません。

それは、柿の葉に含まれるビタミンCの働きとして、鉄の吸収を助ける役割もあるのです。ですから、人によって、また体質やその時の体調によっても違ってくるので「タンニン」が悪いということはできないのです。

ただ、貧血気味なら、飲み過ぎには注意したほうがいいかもしれません。