●シイタケに含まれる成分と性質
シイタケのうま味成分のグアニル酸は加熱して食べるとうま味と香りが増加しおいしく食べることができます。またシイタケに含まれるエルゴステロール[※1]は日に当てるとビタミンDを生成しカルシウムの吸収を促進し骨を丈夫にするとともに骨粗しょう症の予防に役立ちます。生シイタケより紫外線にたくさん当たった干しシイタケはビタミンDが豊富で、しかも風味が凝縮されているためおいしく食べることができます。

<うんちく豆知識>三大うま味成分
シイタケは和食のダシの決め手です。日本人に親しまれてきた和食の中でも三大うま味成分と呼ばれるのが下記の三種です。
食事のダシの定番として世界共通語のうま味(Umami)という言葉を生み出し、日本人の味覚の素晴らしさを世に広めました。
・かつお節に含まれる「イノシン酸」
・昆布に含まれる「グルタミン酸」
・シイタケに含まれる「グアニル酸」