●にんにくに含まれている成分とその性質にんにく画像
にんにくには硫化アリルの一種であるアリインが多く含まれています。
にんにくを切ったり、すりおろしたりすることでにんにく中のアリナーゼと呼ばれる分解酵素が働き、にんにく独特の臭いであるアリシンが生成されます。
アリインやアリシンのことをアリル化合物と呼びます。このアリル化合物がビタミンB1と結合しやすく、アリチアミンと呼ばれる物質に変化することで、より体内への吸収が高まり疲労回復に役立ちます。
アリシンは油と一緒に調理することで、分解されにくくなりその作用が高まります。
アリシンは体内で胃の消化液の分泌を活発にし、食欲を増進させたり、ビタミンB₁の吸収を高めたりするなどの働きをしているため、ビタミンB₁を多く含む豚肉や大豆などと一緒に食べると良いといわれています。
また、アリシンは加熱するとスコルジニンと呼ばれる有効成分に変化します。
スコルジニンは毛細血管を拡張して、細胞の生まれ変わりである新陳代謝を活性化する働きがあります。
新陳代謝が衰えてくると、メラニン色素が肌の内部に残ってしまい、シミや肌あれの原因となります。
その他にも、にんにくにはビタミンB群やリン、カリウムなどのミネラル類が多く含まれています。

にんにくって、すごいんですねー!!!

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