ルイボスとは、マメ科アスパラトゥス属の針葉樹で、主にルイボスティーとして使用されているハーブの一種です。
ルイボスは赤い枝を持ち、針形の緑の葉は落葉するときに赤褐色に変化します。
ルイボスは、南アフリカ共和国の喜望峰の北に位置するセダルバーグ山脈一帯の山野にのみ自生しており、学名を「Aspalathus linearis(アスパラサス・リネアリス)」といいます。
この名称は、現地語で「赤い潅木(かんぼく)という意味を持ち、ルイボスの葉を発酵・乾燥させたものをお湯で煮出す茶(ルイボスティー)の色が赤いことから、このような名前が付けられました。
●ルイボスの歴史
ルイボスは、古くから先住民が不老長寿、万病平癒のために葉を煎じて飲んでいたといわれており、現地では「魅惑の健康茶」、「不老長寿のお茶」と呼ばれています。
古くから南アフリカの先住民が日常的な飲み物として飲んでいたルイボスティーを、18世紀後半にスウェーデンの植物学者が世界に紹介したことから、ルイボスは世界で注目されるハーブとなりました。
1930年頃には、現地の開業医・ノーティエ博士がルイボスの原種に改良を加え、人工栽培による農産物化に成功し、現在では南アフリカ共和国の一大産業として、大規模な栽培が行われています。
●ルイボスに含まれる成分と性質
ルイボスは強力な抗酸化力を持つとされ、研究結果によると、その力は緑黄色野菜の数倍~数十倍にも及ぶといわれています。
また、ルイボスの抗酸化力は活性酸素を除去する作用だけではなく、体内に備わっている抗酸化力を持った酵素であるSOD酵素を活性化させる作用も持っており、糖尿病などの生活習慣病を予防する効果、美肌を保つ効果などが期待されています。
ルイボスには、強力な抗酸化力を持つフラボノイドが豊富に含まれており、リン、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの主要なミネラル類も多く含んでいます。
また、食品に含まれているリンとカルシウムの割合は、血液中に存在しているリンとカルシウムの割合と同じ1:1が理想とされており、この割合でリンとカルシウムを摂取すると、カルシウムの吸収を促進する作用があります。ルイボスティーに含まれているリンとカルシウムは1:1と理想的な割合です。
さらに、ルイボスに含まれているカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどは人間の体液を組成している比率と酷似しているため、ルイボスに含まれているミネラル成分は体に馴染みやすく、全身の細胞を活性化させ、生体の機能を正常に保つ作用が期待されています。
段々と気温上昇と同時に、水分補給が、頻繁になってきます。
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