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明日葉(あしたば)とは?
●基本情報
明日葉はセリ科の植物です。若葉を摘んでも明日にはまた伸びている(実際には4~5日要する)といわれる程成長が早く、生命力が強いことから、明日葉という名前が付けられました。その生命力の強さから、古くから不老長寿の妙薬とされていました。また、中国では薬用として、枯れる前に掘り起こした明日葉の根っこを朝鮮人参の代わりとして利用しています。
明日葉は数少ない日本原産の野菜のひとつで、葉と茎を食用とします。セリ科特有の香りとほのかな苦味が特徴です。
その独特の風味を生かして、鍋物やおひたし、天ぷらなど様々な料理に使用されます。
明日葉は房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋側などの暖かい地域に自生しています。
寒さに弱い野菜ですが、近年では品種改良が盛んに行われ、寒い地域でも育つ明日葉が開発されています。●明日葉の旬
明日葉は四季を通じて収穫できますが、新芽を出す2月~4月が旬といわれています。●明日葉に含まれる成分
明日葉には、β-カロテンやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEをはじめ、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラル類や食物繊維など、優れた働きを持つ栄養素が豊富に含まれています。
明日葉はビタミンB₁₂以外のほぼ全てのビタミンB群を含んでいます。中でも細胞の再生に関わり、健康な皮膚や爪をつくるために欠かせないビタミンB₂が特に多く含まれています。
β-カロテンは体の中で必要な分のみビタミンAに変換されるため、過剰症の心配がなく安心して摂取することができます。
明日葉の葉や茎を切ったときに出てくる淡い黄色の汁には、明日葉特有のポリフェノールの一種であるフラボノイドのカルコンやクマリンが豊富に含まれています。カルコンは非常に強い抗酸化力[※1]を持つだけでなく、動脈硬化の予防や糖尿病の予防など、様々な有効性が認められています。
また、明日葉に含まれるルテオリンは利尿剤としてよく知られています。この利尿作用により、むくみが改善されます。こんな方におすすめ
○動脈硬化を気にされる方
○血圧が気になる方
○糖の気になる方
○風邪をひきやすい方
○便秘でお悩みの方
○美肌を目指したい方
○骨粗しょうを気になる方
○手足のむくみでお悩みの方
伊豆大島名物 あしたば こんなスーパーフードだったんですね!
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