「食」で老化を防ぐ、これにはよい方法があります。 食事に際して、野菜と桑葉(茶タイプ、乾燥粉末、錠剤) を優先的に食べることです。野菜と桑葉の組み合わせは、 強力な血糖値抑制効果を発揮します。でんぷんがマルトース( グルコースが2つつながった2糖)までの消化に終わり、 あるいは砂糖も消化されないため、 グルコースが生じないので血糖値が上がらないのです。 つまり野菜と桑葉は、 血糖値を低く抑えることでタンパク質にグルコースが結合する糖化 反応を抑えて老化を防いでいるのです。
さて、 未消化に終わったマルトースや砂糖はどうなるのでしょうか。 そのまま大腸へ移動します。大腸では、腸内細菌の活躍によって、 大腸内連鎖反応が進行します。
① 腸内細菌の大増殖:マルトースや砂糖は腸内細菌の大好物です。
② 短鎖脂肪酸の生産:腸内細菌はマルトースや砂糖、 その他の食物繊維、特に水溶性食物繊維を食べて、短鎖脂肪酸( 酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸など)を作ります。 これらの酸のおかげで、大腸内は酸性になります。
③ 便秘解消:短鎖脂肪酸のうち酪酸は、 大腸細胞のエネルギー源であり、 酪酸なしには大腸のぜん動運動は起こりません。 つまり便秘が続くというわけです。
④ 乳酸菌の増殖:大腸内が酸性になったので、 乳酸菌の生育環境が整い、乳酸菌が大増殖します。すると、 大腸内は安定し、おならや便の臭いが和らぎます。
⑤ 二酸化炭素の発生: 食物繊維を作っている糖類は代謝されて最終的には二酸化炭素にな ります。二酸化炭素は血液に溶けて全身を回り、血流を増加させ、 血管を拡張します。
⑥ 最強の抗酸化物質水素の発生: 大腸内に潜んでいる水素生産菌の働きで、水素が発生します。 水素は血液に溶け、体のあらゆる場所、 細胞や核の中にも浸透していきます。 体内で活性酸素が発生すると、 すぐさま水素が反応して活性酸素をつぶします。 水素は活性酸素による老化を防ぐだけでなく、 ガンをはじめあらゆる疾病の予防に役立ちます。
というわけで、1日3回食べる食事の時に、 野菜と桑葉を食べておくことが、 アンチエイジングや健康の維持にきわめて有効だということが分か ってきています。 野菜を食べろ食べろだけではもう一つ必要性を感じさせませんが、 6つの大腸内連鎖反応のことを思えば野菜や桑葉を食べずにはおれ ません。
元気に長生きしようと思えば、 これくらいの努力は惜しみませんね。忘年会と新年会、 野菜と桑の葉で元気に乗り越えましょう。
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