【どくだみ】という植物は昔から優れた薬草として知れ渡っており、生薬名として【十薬(じゅうやく)】という名前が付けられているように、10種類の薬効(効能)があると考えられていました。
どくだみのお茶のいいとこの主たる要因には、体内の毒素を身体の外へ排泄することで血液をキレイにすることにあるのですが、このことが特定の病気を予防して健康を維持する体質へと改善することにも繋がる効用があると考えられています。
デトックス効果でニキビ対策・吹き出物を解消?
どくだみのお茶の効能の中でも特に解毒作用が優れていることから、体内に生じた老廃物や毒素を排泄する働きにより、【ニキビ】や【吹き出物】といった一般的によく見られる肌トラブルの予防ならびに改善効果が期待できます。老廃物や毒素が体内に滞ることがなく排出されることで血液の浄化にも繋がり、血がキレイになればニキビや吹き出物などの肌トラブルも生じにくい体質へと改善されていくようになります。
どくだみのお茶による便秘解消効果?
どくだみのお茶は便秘に効くお茶としても知られており、この効能はどくだみのお茶が持つ【緩下作用】によるものと考えられています。緩下作用(かんげさよう)というのは、腸から排便を促す働きのことです。便秘が解消される事で腸内環境も改善されて、便秘に伴う【吹き出物】や【ニキビ】の改善にも繋がります。
また、どくだみ茶には優れた利尿作用があることから、体内で溜まってしまった過剰な水分を排出することで【むくみ】の解消にも効果的であると言えます。
どくだみのお茶の成分
どくだみに含まれている成分としては、カリウムをはじめカルシウム・マグネシウム・鉄・マンガン・亜鉛といったミネラルの他、活性酸素の影響から身体のサビ付きを予防する抗酸化成分の【フラボノイド類】が含有されています。
特にフラボノイド類の一種であるクエルシトリンという有効成分が、利尿解毒作用や緩下作用の他、毛細血管を強化するといった効能に大きく働きかけていると考えられています。
どくだみ茶はノンカフェイン
どくだみ茶にはカフェインが含まれていませんので、妊娠中の女性や幼児が飲むにあたって基本的に問題はありません。ただし、その他の種類のお茶とブレンドされて販売しているタイプの商品では、カフェインを含んでいる場合もありますので、含有成分を確認するようにした方が良いです。
また、体質などの個人差によるところも大きいと思われますが、どくだみ茶には先に述べたように緩下作用といって排便を促す作用があることから、過剰に飲み続けることで下痢の症状が出るといった場合も考えられますので、常識を超えた多量摂取は控える方が最善です。
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