世界で唯一日本にだけ自生しているカエデ科の落葉樹。その名の通り、江戸時代から点眼薬や洗眼薬など、現代の目薬の代わりに「目薬の木」の樹皮を煎じて利用されてきました。
目薬の木(メグスリノキ)の樹皮や幹・葉などには多くの薬効成分が含まれており、煎じ液には結膜炎をはじめとして、かすみ目や老眼、近視など、目の健康に効果があるとされています。また、その効能から「千里眼の木」「長者の木」とも呼ばれています。

いいこと(1) 目の病気を改善
目薬の木に含まれる「ロドデンドロール・タンニン」の抗菌作用、収斂作用により、ただれ目、はやり目、ものもらい、アレルギー性結膜炎によく効きます。また、白内障の進行が止まるという研究結果も報告されています。
いいこと(2) 酒飲み必見!肝機能の向上
葉や樹皮に含まれるロドデンドロールの働きで肝機能が高まり、解毒作用が活発になるため、「B型肝炎」に特に効き、肝機能が回復します。
いいこと3) 動脈硬化の予防
脳梗塞・心筋梗塞などの死に直結する恐ろしい病気の原因となる動脈硬化。目薬の木は動脈硬化の予防にも効果があると言われています。
有効成分は、葉に含まれるトリペノイドのベータ・アミリン、フラボノールのクエルセチン、その配糖体のクエルチトリン。血管壁が硬くなるのを防ぐ働きをし、動脈硬化を予防します。

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目薬の木茶 (2)