クコは、中国や日本に生息しています。ナス科で小さな赤い実を付けます。
薬膳料理や杏仁豆腐などに入っていますが、日本では、平安時代から漢方や民間薬としてクコの葉が、使われ、中国では「延命茶」とも呼ばれていたんです。
クコの棄の主な成分は、ベタイン、ルチン、ビタミン類などです。
ベタインには天然のアミノ酸が含まれており、余分な脂肪を取り除き血液を
浄化するため、肝機能活性化作用があると言われています。
また、フラボノイドの一種であるルチンに血管強化作用があることから、高血圧症の人にもおすすめです。そのほかには、ビタミンB1、B2、ビタミンCが豊富に含まれているので、毎日の健康維持にも最適です。
有効成分の働きとしましては?
ベタイン:血液浄化作用、肝機能活性作用
ルチン :血管強化作用
ビタミンC:免疫力向上作用、肝臓の解毒作用促進
ゼアキサンチン:血行促進作用
アルカロイド:疲労回復作用 などが、あると言われています。
クコ茶の作り方
水1リットルと、大さじ1~2杯の茶葉をやかんに入れ、火にかける。沸騰したら、とろ火で7,8分煮詰めて出来上がり。急須の場合は、大さじ1~2杯の茶葉に熱湯を注いで出来上がり濃さはお好みで。