1.腸内環境と整える効果
チアシードには腸内環境を整える効果があるといわれています。腸内には善玉菌や悪玉菌などが存在していますが、善玉菌や善玉菌のえさとなるような成分を摂取しなければ腸内バランスが崩れて体全体に変調をきたしてしまいます。 チアシードには豊富に食物繊維が含まれており、特に不溶性の食物繊維が豊富に含まれております。不溶性食物繊維には、腸内環境を整える効果があるといわれています。このため食物繊維が豊富なチアシードは、腸内環境を整える効果を持つと期待されています。
2.骨粗しょう症を予防する効果
骨粗しょう症は、各部位の骨の密度が減少し骨がもろくなり骨折しやすくなる病気で、閉経後の女性や高齢の人に多いとされています。骨粗しょう症で骨量が少なくなり大腿骨などを骨折すると、日常生活に支障をきたすことが多くなるので早期診断が重要と言われています。骨粗しょう症の原因の一つとしてカルシウム不足があげられます。 チアシードにはカルシウムが豊富に含まれていることから、チアシードを摂取することで骨粗しょう症の予防に役立つのではないかと考えられています。
3.生活習慣病の予防・改善効果
チアシードには不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸が豊富に含まれています。 α-リノレン酸は、魚油に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などと同様にω-3脂肪酸に分類されます。特にα-リノレン酸はDHAやEPAを体内で合成するために必要になります。しかし、α-リノレン酸は、人間の体ではつくることができないため、食品から摂取する必要がある必須脂肪酸に指定されています。これらω-3が不足すると、生活習慣病のほか、脳や神経、皮膚などに異常が現れるといわれています。 チアシードはα-リノレン酸を豊富に含むことから、生活習慣病の予防に役立つのではないかと考えられています。
4.美肌効果
人間は腸から栄養を吸収するため、腸内環境が悪くなり悪玉菌が増加すると肌が荒れたり、吹き出物が出るようになるといわれています。チアシードには不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整える効果があるとされることから、肌の調子を整える効果があると考えられています。