●自然界では主にシイやクヌギ、ナラなど広葉樹の枯れ木に発生します。
シイタケは短い円柱形の柄の先に笠を開きます。
枯れ木の側面に出ることも多いため柄は大きく曲がることもしばしばです。茎の色は白色で笠の表面は茶褐色、裏面は白色で細かい線の模様が特徴です。
●シイタケを栽培するシイやクヌギ、ナラの原木を山で根元から切り倒します。シイタケ菌は生きている原木には活着しないためまず乾燥させます。そして乾燥後、ちょうど良い大きさ(約1m)に切りドリルで穴を開けシイタケ菌の蔓延した円柱状の木片を金づちで打ち込みます。
その後、菌の活着をスムーズにするため枝葉やネットで覆います。さらにシイタケ菌を木の内部まで浸透させるため組みかえシイタケ菌が蔓延したのちに湿度の高い林に移動し合掌に組みます。
そこから菌が育ち、シイタケが出てきます。その後は枯れるまで毎年収穫が可能です。原木栽培のシイタケは歯ごたえがありうま味が豊かで春と秋が旬です。