紅花(こうか)のコウカ???(笑)

紅花には抗酸化作用のあるビタミンE、食物繊維や不飽和脂肪酸であるリノール酸やオレイン酸が含まれており以下のような健康効果が期待できます。

●婦人病を改善する効果
紅花茶は「女性に優しい健康茶」として有名です。紅花は生薬として血液の流れを良くし体を温め、冷えを改善する効果があります。また、血液をきれいにし、流れを良くする働きから血液の不調が原因の月経痛や月経異常の改善に用いられています。
また、若返りのビタミンである、ビタミンEの強力な抗酸化作用によって「アンチエイジング(若返り)」や更年期障害の軽減などに効果があります。

●生活習慣病の予防・改善効果
植物油脂に多く含まれる不飽和脂肪酸は、体の生理活性作用を担っており、健康に様々な効用をもたらします。また不飽和脂肪酸の一部は人間の体内で合成できないため、植物性油脂から摂取する必要があります。不飽和脂肪酸には多くの種類がありますが、その代表的なものにリノール酸やオレイン酸などがあります。リノール酸もオレイン酸も、コレステロールを低下させて高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。リノール酸は血中の悪玉(LDL)コレステロールを減少させることにより、動脈硬化、心臓病、高血圧などの予防や改善に働きかけます。benihana
ベニバナ油(サフラワー油)には2種類のタイプがあります。ひとつはリノール酸が70%以上含まれるもの、もうひとつはオレイン酸が70%以上含まれるものです。ベニバナ油は数多くある植物油の中でもリノール酸を最も多く含んでいます。

ただし、油脂は高エネルギーのため、摂りすぎは肥満につながるので注意が必要です。
また、リノール酸の過剰摂取は免疫力を弱め、アトピーや花粉症などのアレルギー症状、老化、心臓病、ガンなどを促進するという報告もあります。

●便秘を解消する効果
オレイン酸は血中の悪玉(LDL)コレステロールを減少させるとともに、胃酸の分泌を調整して胃酸過多や胃潰瘍を防いだり、腸内環境を整えて便秘を予防・解消するなどの効果があります。
また、紅花の色素成分やカルコンにも整腸作用があり、便秘や下痢の解消に役立ちます。

●炎症や痛みを抑制する効果
紅花には、体を温めて痛みを抑制する効果や、炎症を抑制する効果があります。
この効果を利用して、捻挫や打ち身などの内出血に対してベニバナ油が外用に用いられていたほか、紅で染めた布を肌につけると体が温まるとして、腹巻、足袋、腰巻等にも使用されていました。

 

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